7年ぶりにコザのまちを見てみると

写真:コザまち社中事務局 比嘉大志

今回の記事は「7年ぶりにコザのまちを見てみると」というテーマなのですが、おそらく「どうゆうこと?」と思われたかもしれません。

と言うのも、私比嘉は2009年からコザまち社中にと詰め始め、2012年に退職。

それから時がたち今年の4月にコザまち社中へ再度入社、改めてコザのまちに関わるようになったんですよね。

そのため、ほぼ毎日と言っていいほど再びコザのまちに足を運ぶ生活になったのですが、当時と比べ状況が変わってきているのをひしひしと感じるのです。

今回はそんな私から見たコザのまちの変化についてお話させていただきたいなと。

というわけで、早速本題へ。コザに関わる人であればもはや当然のことだと思うので恐縮ですが、やはり強く感じることは「まちに人が多くなった」ということです。

もちろん、改めてコザに関わるようになる前から、この地域には遊びに来る機会があったり、知り合いにもコザに関わる人が多かったので「どんどんコザが盛り上がってきている」ということは知っていました。

しかし、百聞は一見にしかず。

「昼ご飯はどうしようか」と、まちに繰り出したときなどに実感するんですよね。「おぉっ!!やっぱり数年前とは違う!!」と。

それぐらい当時と比較すると人の行き交いが多くなっているんです。

また、特に週末の夜にコザに足を運んだことがある人ならご存知だと思いますが、居酒屋をはじめとした店舗は多くの人で賑わっています。

以前私がコザに関わっていたときには、ここまでの盛り上がりはなかったように思います。

なので、改めてコザに関わるようになった率直な感想として「コザに足を運んでくれる人が増えている」と確信に近いものを感じたんですよね。

ただ、その確信を得るとともに少しだけ懸念していることも。

それは、この盛り上がりを一過性のものにしてはいけないということ。

「現状維持は衰退のはじまり」という言葉があるように、この盛り上がりが継続すると楽観視するのではなく、より一層気を引き締める必要があると、まちづくりに関わらせてもらっている立場として強く感じています。

そのため私たちコザまち社中でも「コザが盛り上がってきているぞ」と、油断することなく、この勢いや盛り上がりを絶やさぬよう、まちづくりNPOとして取り組めることに力を注がなければと。

とはいえ、私自身まだ戻ってきたばかりで、この7年の間に変化した状況・環境に戸惑う日々。

まだまだ若輩者の私ですが、どうぞよろしくお願い致します。