アジア最強の縁結びの神様と言われる「月下老人」はご存知でしょうか。
月下老人とは台湾の神様で人と人の縁を結んでくれると言わているご縁をつかさどる神様のこと。
実は、ここ日本でも知る人ぞ知る有名な神様でして、台湾を紹介する観光雑誌にもこの月下老人と祀られているお寺のことが紹介されているほどなんですよね。
そんな、かなりすご~い神様を2019年10月18日(金)~12月29日(日)の期間中、「アジア最強の縁結びの神様月下老人in沖縄市2019」と題し、ここコザにお招きしておりました。
コザのホットスポットである「StartUpLabLagoon」の真向かいの物件に、「台湾文化館」という特設の会場を設け、無料で参拝出来るというものです。
ありがたいことに2ヵ月半という期間で9,000人もの方が参拝に訪れてくれました。
沖縄市の方はもちろん、「東村から来ました」という方もいれば、「糸満から来ました」という方もいたりと、県内各地から参拝を目的に多くの方が足を運んでくれたのですが、、、
足を運んでくれた方は、何も県内の方だけじゃなかったんです。
もともと沖縄旅行を予定していたものの、沖縄市に来る予定は無かった方がネットやSNSで月下老人がコザに来ていることを知って「宿泊は恩納村なんだけど参拝のために来ました」、「ホテルは那覇なんだけど月下老人様が来ていると聞いたので」と、東京や秋田、青森など日本各地から沖縄市に来てくれたんですよね。
ただ、何よりも驚いたのは「参拝を目当てに沖縄旅行を計画したんです」と、県外から来てくれた人がいたということ。
企画をさせていただいた私たちにとってこれほど嬉しいことはありません。足を運んでくれた皆さま本当にありがとうございます。
そんな多くの方に来場してもらった2ヵ月半ですが、参拝をされる方から時々こんな質問を投げかけられていました。
「これって沖縄市がやっているんですよね?また来年も来てくれるんですか?」とか「沖縄市と台湾が姉妹都市とかって感じだから来てくれているんですか?」と。
そのような質問をいただく度、こう答える私達。「いえ、私たちはまちづくりの会社でして、実はコザを盛り上げるためにこの企画をさせていただいているんです」と。
そう、私たちの目的は、僭越ではありますが少しでもコザという地域に寄与できればと、この企画を行っているんです。
コザという街は面白くってものすごい魅力を持った店舗が多々あります。なので、街に来るキッカケを作れれば足を運んだ方はその良さを知ってくれるだろうと取り組んでいるんですよね。
実際、参拝を目当てに足を運んでくれた方からは「はじめて来たんだけど面白い街ですね」とか「久しぶりに来たんだけど、どんどんお店が開いてきているね」と、ポジティブな意見ばかり。
「この読みは外れていなかったな」と、今回の企画を通し再確認することが出来ました。
しかし、理想としているところとは程遠く、もっとこうすれば良かった。あの点は改善が必要じゃないかと反省点ばかり。
そういった点も、どんどん改善していき、コザという街でこの企画をよりよいものにしていければ。
そう思う今日この頃です。